2022.04.04


あっという間に4月に入っていた。

群がって道を塞ぐ新入社員に鬱陶しいなーなんて思いつつ、でもどっかでは負けんなよーとか思ったりなんかもしていた。


この時期、もう少しするとほぼ毎年めちゃくちゃ病む。色んなことが少し落ち着いた頃に自分でもびっくりするくらい病む。部屋から出なくなる。あれなんだろね?五月病ってやつ?


まぁなんでもいいんだけど、私は今月楽しみなことがたくさんある。もういくつか終わってしまったけど。本当に夢の中にいるみたいな時間を過ごしたり、バンドとしての露出を増やす選択をした彼らの勇姿を見たりして、感情が揺さぶられまくってる。音楽さいこーバンドさいこーと語彙力がゼロになる瞬間がたくさん訪れてる。当たり前じゃない、幸せな事だ。


今すごく好きなバンドがいて、小学生とか中学生の頃に出会ったバンドみたいに聴き漁ってライブに行ってるんだけど、あーこうやって再生ボタンを押す度に曲が記憶になって、ひとつずつ思い出が血とか肉になって私の一部になってって、少しずつ大切になって、信じられる愛おしい存在になってくんだ、あーそうだったわ。ねえ!そうだったじゃん!!!

手軽に誰とでも繋がれて、指先ひとつで情報を得ることができたり、簡単な方法で認められた気になれる温度のない世界に慣れてしまっていた。

あー違うやん。私の信じてたもんはそこにはなんもないのに。忘れてたーあっぶねー。


いつだって私に大切なことを教えてくれたり思い出させてくれるのはバンド。これまでがそうだったみたいに、きっとこれからもそうだ。


自分が好きなもので溢れた世界を、目を瞑らずとも眼前にひろげたい。そのために足掻いていたい。信じたものだけは、愛し抜きたい。