2022.07.22

 

 

思ったより日にちが開いてしまった。書きたいことは山ほどあったが、パソコンを開く元気も時間もなかった。携帯からログインできなくなってしまったし、違うとこで新しく言葉を吐き出す場所を作るのもありかもなーと思って過ごしていた。そんくらい不便だなー。

 

ここ一ヶ月で色々ありすぎた。今月末で退職することが決まったり、応援している球団でコロナ陽性者が続出して厳しい試合が続いたり、久しぶりに友人に会ったり、祖母のボケが加速していて頭を抱えたり。

でも、個人的には京都大作戦に3年ぶりに行けたのがブッ刺さりすぎて、記憶にこびりついている。特に、3日目は最初のThe BONEZから最後の10-FEETまでほぼ泣いていた。勝手に涙が出てくるし、なんならぶわああああって鳥肌立つ瞬間が訪れすぎた。いいライブにしか訪れない、あの瞬間だけが延々と続いているような1日だった。

4日目に出演予定だったクリープハイプがコロナの影響で出演キャンセルになって、この3日目の10-FEETだけ前方エリアの抽選が当たっていた。もうずっと泣いていた。雷雨で良かったと思うくらいに、全部雨のせいにして、わんわん泣いてしまった。泣きすぎて、途中からあんまり記憶がないけど、あの3日目に見た全てのライブを、トリのテンフィのライブを、私は一生忘れたくないな、覚えているだろうなと思った。それくらい、根底から救われた日だった。帰ってホテルで顔を見たら、マスカラが上瞼にまでついていて、アホヅラすぎて笑ってしまった。来年も太陽が丘で笑っていたいなと思った。

 

今月は母の誕生日があるので、お祝いで2人で予約してランチを食べに行った。味覚を研ぎ澄ます、という経験を私は初めてしたし、料理人てすげえ、と初めて思った。心がキラキラして高鳴った。すごい経験をしたと思っていたら、母は隣で半べそをかいていた。今までもらったどのプレゼントより嬉しいわ、生きてるって思った、ありがとう。と言ってくれた。なんだか感動してしまった。いくつになっても何かにときめけるのは素晴らしいことだと思った。少しは親孝行ができただろうか。

 

選挙もあった。わたしは選挙権を得てから毎回投票に行っていて、行かない人の気持ちがいまいちよくわからないので、今回も期日前投票した。私には守りたい場所も人もいるし、自分の生活も守りたいから、考えて考えて一票を投じたい。今の世界情勢じゃあ、何か起きてからじゃもう遅い、という考えに至らないような人より、諦めている人の方が多いんだろうと思うけど、私たちが諦めて苦しむのは自分達の子供の世代だってこと、やられてる世代なのにさらに下に押し付けんのやばくない?としか思えないよ。考えることを放棄した脳みそに要はない。

 

 

退職が決まったことで、少し体が軽くなり、こんなに活動的だったんだ自分、、、。と思うくらいなんだけど、上司に半笑いで、なんか最近めちゃくちゃ気合い入ってるねと言われて、あーそうだわ、こうやって私はやる気や活力を吸い取られて疲弊してしまっていたんだ、通常の私ならこのくらいヘッチャラで頑張れるんだ、と気づいて少し安心してしまった。

私はまだまだやれる、ここじゃないところで、絶対に勝とう。