2022.05.08

 
 
あっという間に5月だ。GWも暦通りだった私はそんなに大型連休感はなかったが、それでも久しぶりにたっぷりダラダラした感がある。家でずっとダラダラしてられたのはだいぶ久々。
なんかちょっと悔しいから先手を打ちたいのだが元々予定がなかったわけじゃない。
最近の気温差とかまぁ5月だし気分がかなり沈んでたり、ついてないことが多かったり、自分の好きなものに小さなきっかけで自信が持てなくなったり。色んな要因が重なって外出が困難になって色々キャンセルしてこうなった。
もともと人混みは得意ではなかったけど(得意な人なんていないか)数年前にパニックの発作を起こしてからさらに苦手になってしまった。そんなに重い症状が多発しているわけではないが、コンディションが良くないと人混みや閉ざされた場所にいると苦しくなって過呼吸気味になる。ひどいと涙が止まらなくなって過呼吸、意識が飛びかけるのが主な症状。良い時は割となんともないけど、悪い時は外に出られなくなる感じで、時期によって症状の波がかなりある。多分完治することはないし、自分の特性のひとつくらいに捉えて生きていこうとは思っているが、実際に会う予定を変更してもらったりしていると情けなくなるし、体調が悪いと言う言葉で濁すのにも限界を感じ始めている。近くにいる人たちには、そろそろ話さなきゃいけないことなのかもしれない。変に心配されたくないし、伝えかたは大切だから、難しいところだよな。
そんなこんなで祖父母の家に顔を出して大阪までライブを見に行く予定も諦めざるを得なくなった。その旨を祖父母に電話で伝えたら、少し声を聞いただけで鬱か?と言われたので、かなわねぇ〜と思った。誰かが気にかけてくれているということが、わたしを力強く鼓舞した。
 
ほぼ何もしなかったGW。ダラダラしてぼーっとして寝て絶望してご飯を食べて寝て起きて全部終われば良いのにと思って寝てギターを弾いて歌って寝てご飯を食べて寝て起きてそんな日々を繰り返した。五月前半にしてかなり病み切った感があるので、明日からはまた切り替えてやっていける気がしている。
 
なんて書いていたら、日付が変わっていた。
 
今月はまだたくさんライブに行く。数年ぶりに、音楽は自由だと教えてくれた大好きなロックスターのライブにもいける。不思議なもんで、閉塞感アリアリの人混みでしかないライブハウスではあんまり発作が起きない。良いライブを見ている時は1度も苦しくなったことがない。本当に全部忘れて全ての神経を音楽に集中させられるからなのか、理由は全くわからんが、だからこそあの空間だけは絶対に守りたい。どうやったら守れるのかはわからないけど、正しく文化が受け継がれていけば良いなと思ったりはしている。
あの場所で起こることは全ていつだって本当で、リアルすぎて良くも悪くも何度も食らってきた。全てが光り輝いた夜もあれば、すべてがゴミクズ以下みたいな夜だってあった。
 
それでもまだ信じたいんだよ。私の好きなものは全部ほんとうにかっこいいってこと。
 
 
 
でも多分、私はもう、ちゃんとひとりで立たなきゃだめなんだと思う。